こんにちは!編集長のMidoriです。今回はイギリス留学で応募できる奨学金についてご紹介します。
イギリス留学は学費や生活費などがかかり、それらの費用が日本より高い上、近年急激に進んだ円安によって日本からの留学がさらに割高になりました。所属の学部やライフスタイルによって個人差はありますが、1年間の留学で諸費用は1000万円ほどと、とても高いです。
しかし、奨学金を利用することでかなりの出費を抑えられます。実際、学びに意欲がある学生が金銭面を理由に諦めないために、奨学金を提供する財団が増えています。イギリス留学向けの奨学金は財団によって最大で年間70,000ポンド(約1505万円※)を提供していて、留学にかかるほぼ全ての出費をカバーできます。
※1ポンド=215円で換算
奨学金の種類は多種多様で、条件もまちまちなので自分にあったものを見つけましょう。なお、応募の際は必ず各機関の公式ページから最新情報をご確認ください。
- イギリス留学の奨学金の種類
- イギリス大学留学奨学金(給付型)【比較早見表】
- イギリスの正規留学生(学部・大学院学位取得者)向けの奨学金11選
- 日本学生支援機構(JASSO): 海外留学支援制度(学部/大学院学位取得型)
- 柳井正財団: 海外奨学金プログラム
- 笹川平和財団: 笹川奨学金
- Tazaki財団【パブリックスクールから大学まで】
- 平和中島財団: 日本人留学生奨学金
- しのはら財団: アメリカ・イギリス留学奨学金
- 中島記念国際交流財団: 日本人海外留学奨学生
- 伊藤国際教育交流財団: 日本人奨学金【修士課程のみ】
- 船井情報科学振興財団: Funai Overseas Scholarship(学部留学/大学院留学)
- 豊田理化学研究所: 海外大学院進学支援制度
- 江副記念リクルート財団: リクルートスカラシップ学術部門【ファウンデーション/学部/大学院】
- 重田教育財団: 海外留学奨学金
- イギリスの交換留学生向けの奨学金2選
- 「高い」で諦めない!奨学金がイギリス留学を現実にする第一歩
イギリス留学の奨学金の種類
奨学金を支給している団体によって分けることができ、主に国、地方自治体、民間の3種類があります。また、返済義務の有無によって給付型と貸与型に分かれますが、この記事で紹介する奨学金は全て給付型、つまり返済義務がないものです。
奨学金の支給額や支給条件、応募書類などは奨学金団体によって異なります。この記事ではイギリスでの正規留学と交換留学それぞれ応募できる奨学金の支給額や条件などをまとめました。
イギリス大学留学奨学金(給付型)【比較早見表】
奨学金名をクリックすると各奨学金の詳細に飛べます。
| 奨学金 | 給付額 | 受給期間 | 対象 | 募集人数 |
|---|---|---|---|---|
| 日本学生支援機構(JASSO) | 2025年度は月額35.2万円。渡航支援金1万円 | 原則4年間(ただし学位取得のために定められた修業期間が限度) | ファウンデーションコース、学部、大学院 | 未定(2025年度は118人) |
| 柳井正財団 | 上限70,000ポンド(1505万円※) | 原則3年間 | 指定された大学の学部課程 | アメリカ・イギリス・カナダ合わせて年間40人程度 |
| 笹川平和財団 | 授業料、寮費、健康保険料の実費に加え、年間11,000ポンド(237万円※)など | 3年間 | 指定された大学の学部課程 | 最大35人 |
| Tazaki財団 | パブリックスクールの学費・寮費、ホストファミリー滞在費、ガーディアン費。大学の学費・居住費・食費など | パブリックスクール、大学学部(原則3年間) | 東京及び周辺の高校生 | 語学研修生20~30人。留学奨学生5~10人 |
| 平和中島財団 | 月額30万円及び往復渡航費 | 最長2年間 | 大学院 | 20人 |
| しのはら財団 | 最大年間500万円 | 最長4年間 | ファウンデーションコース、学部、大学院 | 10人程度 |
| 中島記念国際交流財団 | 月額30万円、支度金50万円、最初の2年間は年間300万円以内の授業料など | 【修士】最長2年以内 【博士】最長5年以内 | 大学院(情報科学、生命科学、経営科学分野) | 約10人 |
| 伊藤国際教育交流財団 | 月額1500~2000ドル(24万~32万円※)、旅費と授業料は実費 | 原則2年以内 | 修士課程 | 10人程度 |
| 船井情報科学振興財団 | 【学部】年間3万ドル(480万円※) 【大学院】年間3.6万ドル(576万円※)など | 【学部】原則4年間 【大学院】原則3年間 | 学部、大学院(博士課程) | 【学部】若干名 【大学院】15人程度 |
| 豊田理化学研究所 | 【大学院】年間1000万円以内 【大学院進学準備】合計100万円以内 | 【大学院】最長2年間 【大学院進学準備】1年間 | 大学院、大学院進学準備 | 計10人以内 |
| 江副記念リクルート財団 | 年間上限68,000ポンド(1462万円※) | 2年間(更新審査合格後は最長27歳まで) | 指定された大学の理系分野のファウンデーションコース、学部、大学院 | 5人程度 |
| 重田教育財団 | 年額22,000ドル(352万円※) | 2年間 | 学位取得を目的とする2学年以上の正規留学 | 5人 |
| トビタテ!留学JAPAN新・日本代表プログラム | 月額16万円、留学準備金35万円など | 留学期間中 | 交換留学 | 計250人 |
| 業務スーパージャパンドリーム財団 | 月額20万円、留学一時金25万円 | 留学期間中 | 交換留学 | 計800人 |
※1ポンド=215円、1ドル=160円で換算
イギリスの正規留学生(学部・大学院学位取得者)向けの奨学金11選

まずはイギリスの大学に学士号などの取得を目的とした正規留学向けの奨学金をご紹介します。
日本学生支援機構(JASSO): 海外留学支援制度(学部/大学院学位取得型)
国が実施している一番採用者数が多い奨学金。都道府県推薦枠が導入され、各都道府県から1人が推薦されます。通常応募との重複申請も可能で、その場合都道府県からの推薦が優先されます。また、ファウンデーションコースも対象です。給付型奨学金以外にも貸与型がありますが、この記事では貸与型の内容を詳述しません。
申請時期、流れ
留学する1年前の9月にエントリーし、応募書類を提出。出身高校の推薦状提出も必要で、第一次審査の書類審査結果が1月に通知される。第二次審査は面接で、1月に実施され、3月に採用結果が通知されます。
応募書類
- 顔写真
- 願書
- 留学先大学の情報&根拠書類
- 志望理由書・留学計画・学位取得後の進路計画
- 日本社会への貢献
- 留学をテーマとした自己PR
- パスポート及び住民票
- 語学能力試験証明書
- 所得証明書
- 高校の卒業証明書
- 調査書
- 推薦状
募集人数
未定。ただし2025年度は118人
支給額/期間
月額35.2万円(2025年実績)。新規採用者には渡航支援金1万円を支給。他の奨学金との併給は可能。支援期間は原則4年。ただし、学位取得のために定められた修業期間が限度となっていて、イギリスの場合、学士課程の修業期間は3年間です。
応募要件: 英語レベル、成績基準、家計基準
Academic IELTSのOverallが6.0以上もしくはTOEFL iBT 80点以上。高校の評定平均値が5段階評価で3.7以上。家計支持者の合計所得金額が2000万円以下。


柳井正財団: 海外奨学金プログラム
ユニクロの創業者である柳井正が作った財団で、2017年から返済不要の奨学金を開始しました。対象となるのは財団指定のアメリカ、カナダ及びイギリスの大学です。予約型と合格型の2種類あり、申請時期と条件が異なります。
申請時期、流れ
【予約型】留学する1年前の7月から選考が始まります。対象高校からの推薦を受けた生徒のみが応募できます。
【合格型】留学する前年度の12月~1月に申請し、4月上旬までに合格大学を登録します。早期合格した大学については1月に入力。4月上旬に書類選考結果が通知され、一次面接及び最終面接(一次面接合格者のみ)が1月もしくは4月に実施されます。面接はいずれもオンラインで実施されます。採用通知は4月下旬に行われます。
対象大学
イギリスの対象大学は以下の7校です。
- Imperial College London(インペリアルカレッジロンドン)
- King’s College London(キングスカレッジロンドン)
- London School of Economics and Political Science(LSE/ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)
- University College London(UCL/ユニバーシティカレッジロンドン)
- University of Cambridge(ケンブリッジ大学)
- University of Edinburgh(エディンバラ大学)
- University of Oxford(オックスフォード大学)
応募書類
【予約型】【合格型】共通
- 出願大学/その他奨学金
- 課外活動/興味関心/趣味/資格
- エッセイ課題3つ
- 学業成績/英語試験成績
- 課税証明書
募集人数
【予約型】アメリカ・イギリスの大学合わせて年間20人程度。
【合格型】アメリカ・イギリス・カナダの大学合わせて年間20人程度。
支給額/期間
大学から請求される金額の授業料と寮費に加え、上限3000ポンド(約64.5万円※)の保険料が支給されます。このほか生活費が年間11,000ポンド(約236.5万円※)支給されます。なお、支給額の上限は70,000ポンド(約1505万円※)。支給期間は原則3年間。期間中に1回、日本からの往復交通費支給。
※1ポンド=215円で換算
応募要件: 家計基準
家計支持者の合計所得が2700万円以下。
柳井正財団の奨学金を受けている奨学生のリアルな声はこちらの記事をご覧ください。応募までのプロセスやエッセイ、面接準備についてご紹介しています。


笹川平和財団: 笹川奨学金
アメリカとイギリスの指定大学に進学する学生を対象とした奨学金。募集は秋期と春期の2回行われます。春期は進学先大学が確定した学生が対象です。
申請時期、流れ
【秋期】7~8月に申請し、8~9月に書類審査、9月に面接があります。合格発表は9月下旬。
【春期】12月~4月に申請、書類審査、面接、合格発表は1月以降順次行われます。
対象大学
- Imperial College London(インペリアルカレッジロンドン)
- University College London(UCL/ユニバーシティカレッジロンドン)
- University of Cambridge(ケンブリッジ大学)
- University of Oxford(オックスフォード大学)
応募書類
- 小論文3つ
- 出願大学/その他奨学金
- 学業成績/英語試験成績
- 推薦状(任意)
募集人数
最大35人(2026年度期)
支給額/期間
授業料、寮費(食費含む)、健康保険料の実費支給。それに加え年間11,000ポンド(約236.5万円※)及び入学・卒業時の準備金(旅費交通費や海外旅行保険料相当額)が支給されます。支給期間は3年間。
※1ポンド=215円で換算
Tazaki財団【パブリックスクールから大学まで】
他の奨学金と違い、Tazaki財団奨学金はイギリスのパブリックスクールの2年間からUniversity of Cambridge(ケンブリッジ大学)やUniversity of Oxford(オックスフォード大学)などの名門大学進学後の3年間を支援しています。パブリックスクールはイギリスで伝統や歴史がある名門私立学校の総称です。
申請時期、流れ
11月~1月に出願し、1月中旬に書類選考通過者が発表され、下旬には第一次選考の面接が行われます。留学奨学生は語学研修性の中から財団による選考やパブリックスクールのアセスメントテスト及びインタビューによって決定します。
応募書類
- 志願票
- 志願理由書
- 学校長推薦書
- 学業成績
募集人数
語学研修性20~30人程度。その中から選考で選ばれた留学奨学生5~10人程度。なお、対象となるのは原則東京都及びその周辺の高校の生徒です。
支給額/期間
渡航前: 英語語学研修費
パブリックスクール: 学費・寮費、休暇時のホストファミリー滞在費、ガーディアン費
大学学部(原則3年間): 学費・居住費・食費
その他、大学進学時にのビザ切り替え帰国に伴う往復旅費全額
Tazaki財団の奨学生の記事はこちらをご覧ください↓
平和中島財団: 日本人留学生奨学金
平和中島財団奨学金は海外の大学院などに留学を希望する人向けです。
申請時期、流れ
9月~10月に出願し1月末までに書類選考通過者が発表され、2月には第一次選考の面接が行われます。
応募書類
- 奨学金申込書(財団所定の様式)
- 推薦書
- 成績証明書
- 外国語能力を証明する書類
- 入学許可証(取得済の場合)
募集人数
20人
支給額/期間
月額30万円及び往復渡航費。なお、他の奨学金・助成金との併給は認められていません(留学先大学による授業料減免またはそれを目的とする学内奨学金は可)。支給期間は最長2年間。
応募要件: 英語レベル
IELTS Overall 7.0
しのはら財団: アメリカ・イギリス留学奨学金
アメリカ・イギリス留学生向けの合格型奨学金です。大学で学士、修士もしくは博士の学位取得を目指している人が対象です。ファウンデーションコースも対象となっています。また、これから第1学年に入学する予定の人のみ応募できます。AIやテクノロジー分野の専攻、もしくはウェルビーイングや社会貢献に関心があることが歓迎条件となっています。
申請時期、流れ
12月~2月に申請し、2月下旬に1次選考(書類・ビデオ選考)の結果が通知されます。2次選考の面接(オンラインまたはオフライン)は3月中旬に実施され、結果は4月に通知されます。
応募書類
- 語学力スコア(未受験の場合でも応募可能)
- 留学計画書
- 所得証明(2年分)
- 生計を同一とする親族全員分の住民票の写し
- 在学証明書もしくは卒業証明書
- 成績証明書(直近1年間のもの)
- 推薦書(学校長もしくは代理の推薦)
募集人数
10人程度
支給額/期間
最大で年間500万円、最長4年間の給付が受けられます。なお、学費の自己負担額が500万円に満たない場合は上限額の支給にならない可能性があります。
応募要件: 家計基準
家計所得は1600万円未満。
中島記念国際交流財団: 日本人海外留学奨学生
対象となるのは修士号あるいは博士号取得目的の大学院留学で、対象分野も情報科学、生命科学、経営科学と限られています。
申請時期、流れ
8月に郵送で書類を送り、書類選考が行われます。その結果は10月中旬までに通知され、10月~11月中に面接が実施されます。採用結果は12月中旬までに通知されます。
応募書類
- 申請書
- 推薦書
- 成績証明書(学部及び大学院)
- 語学テスト等の点数や語学検定試験の合格を証明するもの
- 返信用封筒
- 官製はがき
募集人数
約10人
支給額/期間
月額30万円に加え、支度金50万円(往路渡航費分含む)、復路航空賃(留学終了後の帰国時1回分)、最初の2年間に限り年間300万円以内の授業料(実際に負担する場合のみ)。
伊藤国際教育交流財団: 日本人奨学金【修士課程のみ】
修士課程に留学する人が対象の奨学金です。応募資格を満たせば研究テーマは問われません。
申請時期、流れ
6月~8月に申請し、10月中旬までに書類選考結果が通知されます。その後面接が行われ、その結果は12月上旬までに通知されます。
応募書類
- 申請願書
- 推薦書1通
- 成績証明書(コピー不可)
- 研究論文の要旨(2000字程度)
- 留学先での研究テーマ(英語で1500~2000 words程度)
- 語学力証明書(コピー可)
- 入学許可書または合格通知書(取得済の人のみ)
募集人数
10人程度
支給額/期間
月額1500~2000ドル(24万~32万円※)相当。また、旅費と授業料は実費が支給されます。ただし、旅費は限度範囲内、授業料は年間390万円以内。支給期間は原則2年以内。
※1ドル=160円で換算
船井情報科学振興財団: Funai Overseas Scholarship(学部留学/大学院留学)
学部留学(学士号取得目的)及び大学院留学(博士号(Ph.D.)取得目的)の2種類があります。学部留学の専門分野は限定されていませんが、大学院留学の場合は情報科学、情報技術分野を中心に広く理工系分野、生命科学分野、及び経済・経営分野と定められています。
申請時期、流れ
【学部留学】【大学院留学】共通
6月~9月に申請し、10月中旬に書類選考が行われ、下旬に面接選考が実施されます。
応募書類
【学部留学】
- 応募申請書
- 評価書2通(学校長及び担任教諭)
- 成績証明書
【大学院留学】
- 学修計画・学位取得度の進路
- 評価書3通
- 成績証明書
募集人数
【学部留学】若干名
【大学院留学】15人程度
支給額/期間
【学部留学】原則4年間。年間3万ドル(480万円※)
【大学院留学】原則3年間。年間3.6万ドル(576万円※)。授業料は年間1.4万ドル(224万円※)が上限。医療保険費は全額支給されます。
※1米ドル=160円で換算


豊田理化学研究所: 海外大学院進学支援制度
2種類の制度があり、海外大学院進学コースは国内の大学・大学院から海外の大学院に進学し、博士号(Ph.D.)取得を目指す人が対象で、海外大学院進学準備コースは将来の海外大学院進学を目指し専攻的に調査、準備等を行う人向けです。
また、他の奨学金とは異なり、特別な学術的応募資格が定められています。次のうち1つ以上を満たす人のみ応募できます。
- 国際科学オリンピック国内大会一次選考(予選)通過者
- 国際バカロレア認定校(DP)卒業者で、スコアが36以上
- 大学・大学院在学中に大学や財団などによって選抜され、2カ月以上現地での海外留学、インターンなどを経験(語学留学を除く)。
申請時期、流れ
2月~5月に申請し、5月~6月に書類選考が行われ、7月に面接選考が実施されます。採否決定は7月です。なお、大学院進学準備コースでは面接選考を実施せず、採否は書類選考の実で決まります。
応募書類
- 応募申請書(履歴書、活動実績、志望動機、希望進学先など)
- 成績証明書
- 推薦・評価書
- 語学力スコア表
- その他(応募資格があることを証明する書類)
募集人数
【大学院進学コース】【大学院進学準備コース】合わせて10人以内
支給額/期間
【大学院進学コース】以下を合計で原則年間1000万円以内。最長2年間。
- 入学金、授業料の実費
- 支度金50万円。渡航準備金、渡航費、入学前プログラム費用、保険料などの実費
- 住居費、生活費、教材費補助として最大月額3000米ドル(48万円※)
- 必要時応じて海外大学院出願にかかる費用(エッセイ作成の指導、出願費用など)、進学先決定のための現地調査費用(原則3カ所以内)は別途支援されます。
【大学院進学準備コース】以下を合計100万円以内
- 現地大学事前調査費用の実費(短期留学授業料、滞在費、渡航費、保険料など)
- 大学院入学対策費用の実費(語学教室、エッセイ作成指導費用など)


江副記念リクルート財団: リクルートスカラシップ学術部門【ファウンデーション/学部/大学院】
ファウンデーションコース、学士課程、修士課程、博士課程のいずれかに正規留学し、理系分野限定の奨学金です。合格すれば奨学金は2年間支給され、その後も更新審査合格すれば最長27歳まで受けられます。また、既に留学を始めていても応募可能です。
申請時期、流れ
7月~9月に申請し、その後書類選考通過者に通知されます。プレゼンテーション・面接の最終選考(オンライン/一人30分程度)は11月に実施されます。採否結果は11月下旬に通知されます。
対象大学
QS/THE世界大学ランキングで上位30位以内の大学もしくは分野別で上位30位以内の学部が対象です。イギリスの場合、以下の大学が該当します。
【QS/THE世界大学ランキング上位30校以内にあるイギリスの大学(2026年版)】
- Imperial College London(インペリアルカレッジロンドン)
- University of Oxford(オックスフォード大学)
- University of Cambridge(ケンブリッジ大学)
- University College London(ユニバーシティカレッジロンドン)
- University of Edinburgh(エディンバラ大学)
【部門別ランキング上位30位以内にあるイギリスの大学の分野で、全体ランキングでは上位30位になかった大学のみ抜粋】
QS分野別世界ランキングのLife Sciences & Medicine分野:
※QS分野別世界ランキングのEngineering & TechnologyとNatural Sciencesの上位30位以内には全体ランキング上位30位に入らないイギリスの大学はありませんでした。
THE分野別世界ランキングのClinical & health分野:
※その他の分野(Computer science/Engineering/Life sciences/Physical sciences)では全体ランキングの上位30位以内に入らなかった大学はありませんでした。
世界大学ランキングについてはこちらの記事をご覧ください↓


応募書類
学部に入学する/既に対象大学に在籍している/大学院に在籍・進学するという立場の違いによって提出書類が異なります。
【学部に入学】
- 氏名、生年月日などの基本情報
- 大会・コンテストでの表彰や資格等の実績
- 出願校3校まで(もしくは入学が決定した大学)
- 語学力スコア
- 高校在学全期間の学業成績
- 学びたい学問と現在の志望大学を選んだ理由(300文字以内)
- 10年後のキャリアビジョンとそのために大学で何を成し遂げたいか(300文字以内)
- 2026年の目標、それを達成するためのプロセス(500文字以内)
- これまでどのように困難を乗り越えてきたか(300文字以内)
- あなたのユニークネスを表すエピソード(300文字以内)
- 担任もしくはそれに類する教員からの推薦状
- 課外活動団体の指導者・主催者からの推薦状
【2年・3年に在籍・編入】
- 氏名、生年月日などの基本情報
- 大会・コンテストでの表彰や資格等の実績
- 大学在学期間の成績表をGPA 4点満点に換算したもの
- 学びたい学問と、現在の大学を選んだ理由、学びの進捗(300文字以内)
- 10年後のキャリアビジョンとそのために大学、またその先の大学院で何を成し遂げたいか(300文字以内)
- 2026年の目標、それを達成するためのプロセス(500文字以内)
- これまでどのように困難を乗り越えてきたか(300文字以内)
- あなたのユニークネスを表すエピソード(300文字以内)
- 現在通っている教育機関の主な主旨同教授の推薦状1通
【大学院に在籍・入学】
- 氏名、生年月日などの基本情報
- 大会・コンテストでの表彰や資格等の実績
- 出願予定校5校
- 語学力スコア
- 大学卒業時の成績表をGPA 4点満点に換算したもの ※学業成績審査あり
- 進学を希望する大学院および研究室(既に在学中の方は現在の大学院および研究室)を選んだ理由(300文字以内)
- 10年後のキャリアビジョンとそのために大学院で何を成し遂げたいか(300文字以内)
- 2026年の目標、それを達成するためのプロセス(500文字以内)
- 現在の研究内容について(300文字以内)
- あなたの研究が現在抱える課題とその克服のためにどのような独自の工夫をしているか(300文字以内)
- あなたのユニークネスを表すエピソード(300文字以内)
- 現在通っている教育機関の主な主旨同教授の推薦状1通
募集人数
5人程度
支給額/期間
学費実費と月額固定の生活費を年間上限68,000ポンド(約1462万円※)とし、生活費は最大年間20,400ポンド(約438.6万円※)。
支給期間は2年間。その後は毎年行われる更新審査に合格すれば27歳まで奨学金が支給されます。
※1ポンド=215円で換算
応募要件: 英語レベル
IELTS 7.0以上
重田教育財団: 海外留学奨学金
海外の大学または大学院へ留学する方が対象です。また、残りの在学年数が2学年以上が条件です。イギリスの大学院のほとんどが1年間であるため、対象外となります。
申請時期、流れ
5月~6月に応募し、一次選考(書類選考)が行われます。書類選考通過者にはオンライン形式で二次選考(面接選考)が行われ、最終結果は8月下旬に通知されます。
応募書類
- 奨学生願書
- 在学証明書または卒業(修了)証明書
- 成績証明書
- 合格通知書または入学許可書の写し
- 学生ビザの写し
- 語学力を証明できるもの
- 住民票
- 所得を証明する書類
- 個人情報取り扱いに関する同意書
募集人数
5人
支給額/期間
年額22,000ドル(352万円※)を2年間給付されます。
※1ドル=160円で換算
イギリスの交換留学生向けの奨学金2選

ここからはイギリスに交換留学する際に申請できる奨学金を説明します。
トビタテ!留学JAPAN新・日本代表プログラム
これは官民協働海外留学支援制度で、審査が厳しく倍率が高いものの、採用されれば「日本代表」として留学することができ、かなり手厚い支援が受けられます。「イノベーションコース」「STEAMコース」「ダイバーシティコース」の3つに分かれて募集されます。
申請時期、流れ
在籍大学を通じての応募で、個人で応募することはできません。書類審査を経て、4月下旬に結果が通知され、面接審査が5月に行われます。採否の結果通知は6月中旬に行われます。
応募書類
- 留学計画書
- 受入機関情報及びスケジュール
- 留学計画の実現可能性
- アンバサダー活動及びエヴァンジェリスト活動
- 自由記述書
- 受入機関の受入許可書
募集人数
「イノベーションコース」は50人、「STEAMコース」と「ダイバーシティコース」はそれぞれ100人。
支給額/期間
月額16万円及び留学準備金として35万円が支援されます。また、授業料を支払う必要がある場合は30万円の支援が受けられます。
業務スーパージャパンドリーム財団: 留学支援事業
この奨学金の採用人数が約800人と多く、支給額が高いのが特徴です。留学の時期によって年に2回募集されます。こちらもトビタテと同じく在籍大学を通じて申請します。
申請時期、流れ
【1回目募集】1月に応募し、一次選考(書類審査)の結果は3月中旬に通知されます。二次選考(面接審査)は3月下旬に実施され、結果は4月下旬に通知されます。
【2回目募集】7月に応募し、一次選考(書類審査)の結果は9月中旬に通知されます。二次選考(面接審査)は10月に実施され、結果は11月中旬に通知されます。
応募書類
- 語学資格証明書
- 在籍証明書
- 学業成績証明書
- 現在履修中の科目がわかる書類
- 指導教員推薦書
- ボランティア参加証明書(ある人のみ)
募集人数
年間約800人
支給額/期間
月額20万円。留学一時金25万円
応募要件: 英語レベル、成績基準
Academic IELTSのOverallは5.5以上。成績係数2.5以上(3点満点)
「高い」で諦めない!奨学金がイギリス留学を現実にする第一歩
この記事でご紹介したように、さまざまな団体が奨学金を提供していて、留学しやすくなりつつあります。そのため、イギリス留学の経済的負担だけで留学を諦めるのは早いです。
留学に対する熱意としっかりとした志望動機があり、成績が優秀であれば奨学金を受けるチャンスがあります!未来は自分次第でどうにもなると思いますので、金銭面だけを理由に留学を諦めないでほしいです。
気になる奨学金の募集要項の条件などを確認し、それをクリアするためにできることから動き出しましょう。皆さんの留学生活を応援しています!
PASSPORTERのコミュニティには奨学金を獲得して留学をしている先輩も多数います。SNSでは私たちへのご質問・ご相談を受け付けています。奨学金獲得に向けての準備やアドバイスが欲しい方は、お気軽にメッセージください!



















